こんにちは!
大学のテストや実習は今思えばかなりキツかったなと感じている現役薬剤師のたくみです♪
病院で丸6年勤務ののち、現在は保険調剤薬局で働いています。
このブログではそんな現役薬剤師たくみが薬学生や薬学部を目指す中高生に向けて有益な情報を発信しています!
「たくみってどんな薬剤師なの?」と気になる方はぜひこちらの詳しいプロフィールを覗いてみて下さいね♪
さて、それでは本題に入っていきますね!
薬学部に入るとテストとか実習がいっぱいあるのかにゃ?
そう!テストや実習は結構多いよね!
薬学部の大変なところなんだよ。
やっぱりにゃ…
上手に乗り越えるコツとかは何かないのかにゃ?
そんなことだろうと思ったから今回は
うまく乗り越える方法を紹介していくね!
実は薬学部は留年率が高いことで有名!?
中高生のみなさん、実は薬学部は留年率がとても高いことで知られているのはご存じですか?
下の表はとある大学の薬学部の進級率を示した表になります。
2015年を例に挙げると、1年次から6年次までストレートに無事進級できた学生は、457人中362人しかいません。
なんと約100人近くも留年、あるいは退学してしまっていることが分かります。
これは入学者の21%にあたります。
これって結構恐ろしいことだと思いませんか!?
せっかく薬学部に入学しても留年してしまえば、学費も余計にかかってしまいますし、退学なんてことになってしまえば元も子もありませんよね。
筆者は留年せず、無事にストレートで卒業し薬剤師になることができました。
これは学生時代に効率を重視して勉強していたからではないかと思います。
そこで、ここからは中高生のみなさんが薬学部入学後にテストや実習を効率重視で上手に乗り越えるコツを伝授していきたいと思います!
薬学部入学後のテストや実習を効率良く乗り越えるコツは?
早速、薬学部に入学してからテストや実習を最低限の労力で、できるだけ効率良く乗り越える方法やコツをご紹介していきます。
テスト編
薬学部のテストといえば、
- テストの範囲が広い
- 勉強内容が重い
- テスト科目数が多い
といったイメージを持っている人も多いと思います。
薬学部に合格したみなさんのなかにもきっとそういったイメージを持っている人も
少なからずいるんじゃないでしょうか。
実際に薬学部を卒業した筆者が大学生活を振り返ってみると確かにイメージ通りだったなと
思います。
テスト期間は「前期」と「後期」の合わせて2回あるのですが、1回のテストあたりの科目数はだいたい10~15科目あります。
え!!そんなにあるのかにゃ!?
テスト科目すごく多いよね^^;
筆者も結構苦労したよ。
半期分でこれだけの科目の試験があると並大抵の勉強量ではクリアすることができません。
6年間という長い薬学部生活とテストは切っても切れないですから、できるだけ苦労せずに乗り越えていきたいですよね。
そこで、筆者が毎回のテストをどのように乗り越えてきたのかをお伝えしますね!
たくみ流の定期テスト攻略法
薬学部の重い定期テストを乗り越えてきた方法は3つあります。
- 過去問を入手して、徹底的に解く
- 授業中に小テストがある場合は、テスト前に何度も復習しておく
- 授業ノートを読み返し、教科書で対応箇所を確認して暗記する
まずは、過去問をサークルの先輩や授業の席が近い友人からとにかく最優先で入手しました。
過去問があるのとないのとでは大違いです!
ここがテストを乗り越える一番のキモになるので
必ず入手して下さいね!
大学の定期テストは担当の教授にもよりますが、過去問の類似問題が出題されることも多かったです。
テストの1ヶ月以上前から過去問を徹底的に解きまくっていったんです。
答えられない問題がなくなるまで、何度も繰り返して暗記・演習を行いましたね。
科目によっては、授業中に小テストが課される場合があったので、そこで出題された問題についても演習を繰り返し行いました。
ここまでやるとかなり自信がついてきましたね!
あとは、授業ノートを読み返し、テキストに対応した箇所でわからないことがあれば、
語句の意味を調べて暗記したり、理屈を頭に叩き込んでいきました。
これで基本的に単位を取りこぼすことなく進級可能だと思いますので、
めげずに頑張っていきましょう!
実習編
薬学部の実習では、化学・物理・生物など基礎実習から解剖などのより実践的な実習まで
幅広く行います。
実習は主に午後の授業時間を使ってやることが多いです。
具体的な実習内容を挙げると、
- クロマトグラフィーで混合物を分離・精製する
- ラットを解剖して、臓器を実際に確認する
- 中枢神経や自律神経に作用する薬をマウスに投与して薬の作用や動態を観察する
- タンパク質の精製や遺伝子の増幅を行う
といった内容です。
本格的な実習にゃね~!!
実習で単位を取りこぼしてしまうということは余程のことがない限り基本的にありませんが、少しでもうまく乗り越えるために筆者がやっていたことをお伝えしますね!
筆者が実習を効率良く乗り越えたコツ
薬学部のほとんどの実習では、「実習記録ノート」を作成すると思います。
筆者はメモ帳を持参して、実習中に新しく気づいたことや注意したほうがいいことを
どんどん記入していきました。
あとから実習記録ノートでまとめるときに、「あの時ってどうだったんだっけ?」と
なってしまうことを防げます。
実習で思い出せない時に泣く泣く隣の席の友人に
真夜中に電話したことがありました。
寝ていたところを起こしてしまったのでかなり迷惑でしたね^^;
また、実習はグループ作業だったので、積極的に周りに協力するように心掛けました。
半日以上もかかることがザラにある薬学部の実習。
みんなで協力することで少しでもスムーズに実習を終わらせることができます。
友人たちも実習を少しでも早く終わらせたいがために
お互いが自然と協力するような感じになっていましたね~
バイト編(番外編)
大学生の醍醐味のひとつが「バイト」ではないでしょうか。
特に進学校ではバイトができない高校も多いですから、大学に入学したらバイトをしてみたいと考える高校生もいると思います。
バイトをしてお小遣いをためて、好きなものを買ったり、旅行に行ったり、美味しいものを食べたりと大学生になると高校生までとはまた違った楽しみが増えます。
ただでさえ大変な薬学部の大学生活。
適度にバイトをしてリフレッシュをしながら、大学生活を少しでも楽しんで乗り越えて行きたいものですよね♪
番外編として、筆者が実際にやっていたバイトを簡単にご紹介しつつ、どんなメリットがあったのかもご紹介していきます。
筆者がやっていたバイトの紹介とバイトをするメリット
筆者は大学生活の6年間を通して「塾講師」と「家庭教師」をやっていました。
塾講師や家庭教師は実際に筆者の周りでもやっている人が多く、薬学部の学生には人気のバイトでした。
筆者の場合はもともと人に教えることが苦手ではなかったので、高校生の時から人に教えるバイトをしてみたいなと思っていたことがきっかけで始めたのがこの塾講師のバイトです。
地元にあった小中高生向けの大手個別指導塾で働いていたのですが、近くに国立大学もあったので、その大学の学生と一緒にバイトしていました。
授業終わりにはよくご飯にも行きましたし、夏になると先生たちとみんなでバーベキューをしたりとバイト生活を楽しく過ごすことができました。
知り合った人のなかにはお互い社会人になってからも交友があり、今でも一緒に食事に出掛けたりすることもあります。
結局何をみなさんにお伝えしたいのかというと、バイトをすることで
- 他大学の学生とのつながりも作ることで交友関係も広がる
- 他業種の話が聞けたりと、新たな知見が得られる
などのメリットが思い返してみると大きかったんです。
今でも大学生のときにバイトをしておいてよかったなと思いますね~!
中高生のみなさんも薬学部に入学したらバイトをして大学生活を充実させてみてはいかがですか?
バイトに関しては以下の記事も書いていますので、中高生のみなさんもぜひ参考にしてみて下さいね♪
まとめ
それでは今回の記事のまとめに入ります。
他にはこんな記事も書いていますので、こちらもぜひご覧下さい♪
それでは最後までお読みいただいてありがとうございました!